日比野日誌

すしとあの人

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どうやら、東京オリンピック、パラリンピックも開催されることとなりました。日本では、先月から聖火ランナーも走り始めました。いよいよ7月に向けて、1年遅れの「東京2020」はスタートです。

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しかし今回お話しする「東京五輪」とは、1964年の「東京五輪」のこと。一気に50数年前まで、時代は遡ります。

当時、「東京五輪音頭」という歌が作られ、レコード会社8者が競作。中でも本命は三橋美智也の歌うもので、この作品の作曲家・古賀政男も、彼が歌うものとして作曲したといわれます。

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ところが後発の三波春夫は、「この曲で紅白歌合戦に出したい」という会社の一大キャンペーンで頭角をあらわし、たちまち彼の代表曲となりました。ちなみにこの歌、紅白歌合戦ではほとんど歌われることはなく、初歌唱は1989年、当の歌が出てから、実に4半世紀を経てからだったのです。

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この曲のヒットをもとに、三波をメインにした「東京五輪音頭」という映画が作られました。主演はミツコ役の十朱幸代。中央卸市場の店で働く明るい娘で、しかも、特技の水泳では、オリンピック候補になるほどの実力がありました。両親のいないミツコには親同然の祖父がいるのですが、そのことは祖父には内緒。彼は大のスポーツ嫌いだったのです。

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ところがそれが祖父にばれてしまい、なんとかオリンピックに出そうという人たちと絶対に許してくれない祖父とで、市場は大騒ぎになります。で、紆余曲折がありまして(ここのところを詳述すると、映画の一番の見せ場が台無しになってしまいますからね)、ミツコはオリンピックの代表選手に選ばれます。その祝賀会が近所のすし屋「松寿司」で開かれます。そこの主人役として登場するのが三波春夫。すしを握るあざやかな手さばきとともに、三波の絶大な人気のもと・伸びやかな歌声が響き渡ります。

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もう、亡くなってから20年以上が経つんですね。最近ではハルオロイドなる合成音声版の東京五輪音頭も出ていますが、今回の東京五輪では、三波春夫の歌声はありません。

いったい誰がその代役を務めるのかしら…。

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