全国の郷土ずし紹介
*酒ずし*
2006.04.04
「もう、お花見はすまされましたか?」
このお返事によって、今お住まいの地域がどこだか、わかっちゃいますけどね。
さて、お花見にはおすしというのが定番。お花見の際、大家では必ず作られたという、鹿児島のすしをご紹介します。
色鮮やかな、分厚い木の塗り桶が目を引くでしょう?
でも、このすしの特徴は、もっと別のところにあるんです。
その名も「酒ずし」。
酢ではなく、地酒(地方の酒って意味じゃありません。
地酒という名の甘い酒があるんです)をふんだんに振りかけます。
酢は、使いません。お酒に弱い人。酔っぱらってしまいますから、ご用心。
強い人でも、これを食べたら運転厳禁!
中身は、白いご飯の上にエビや玉子で飾ったものもあれば、アナゴやサワラ、ニンジン、シイタケなどの材料を飯で隠し、上はミツバとサンショウだけというものもありまして…。
要するに、何でもありなのです。
「すし屋のカウンターにて」編 *その1*
2006.04.04
握りずしと注文する順番って…。
握りずしを注文する順番など、ない。欲しいものを欲しいだけ、欲しい順序で注文すればよいのです。
だけども、脂っこいものと淡泊なものとを交互に注文する人は、(別に、これをするから悪いというわけでもないのですが、)「この人の舌はどうなっているんだろう」と思われるかもしれません。
あるすし屋さんは「味の薄いものから濃いものへと進めていけばよい」と言っておられます。
「これが決まり」というわけではなく、「その方がたくさん食べられて、お客様にとってもすし屋にとっても『幸せ』だから」だとか。
*その1*
2006.04.04
すしのふるさとは、どこだかご存じですか。
江戸? 大阪? いいえ。すしはなんと、外国生まれなんです。
こう書くと、「え? すしまでもが外国産をサルマネしたものなのですか」といわれそうですが、そうではないからご安心ください。いわゆる「すしご飯」を作り出したのは日本人。その意味では、「握りずしは、世界に名だたる日本の味」と言うのも間違いではありません。「へぇ。握りずしって、すしのルーツじゃないの」とおっしゃる方。そうです。
すしのルーツは、もっと他にあるのです。形態はともかくとして、材料的には、酢を使っていなかった。そして、それが外国産。東南アジアの諸地域で、今なお作られている発酵貯蔵食品が、すしの根源であったと言われています。それでは、日本にもたらされたルートは?時期は?さらには、どんな姿かたちをしていたのか?
おっといけない。枚数の限りが来ちゃいました。続きは、また来月。








