日比野日誌

すしの雑学

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みなさん、お寺がすしを用いるなんて変だ、なんて思っていませんか?

前回のこのコーナーで書いた『実隆公記』にも「光応寺殿」すなわち蓮淳からアユずしとおぼしきすしが贈られたと書かれていますし、

現代でも、富山県南砺市の善徳寺や瑞泉寺では、夏の行事の弁当のおかずはサバずしです。

だいたい仏教では、肉食妻帯(「にくじきさいたい」と読みます)は禁止のはず。

なのに、お坊さんがナマグサを食べていたとは、不思議ですね。

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出てきたお寺の共通点は、浄土真宗ばかり。本山の名を取って「本願寺」派とも呼ばれます。開祖は鎌倉時代の親鸞です。

この親鸞、肉食妻帯者だったんです。

ほかの宗派、たとえば、天台宗だとか真言宗だとか、日蓮宗だとか曹洞宗だとか、そういうとこじゃ肉食妻帯はぜ〜〜んぶダメ。

師匠筋にあたる浄土宗でも禁じられていたのです。

だから、まさに日本仏教界で初めて、肉、すなわちナマグサを食べて、奥さんがいた人なんです。

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人間は、自分に自覚がなくても殺生している、その罪は認めなさい。

また、結婚はしていなくても、心で異性のことばかり考えているのは、妻帯しているのと同じこと。

だからそのことも認めましょう。正直になって、御仏にすがりましょう。親鸞の言ってることって、こんなところでしょうか。

ともあれ、肉も魚も食べた親鸞ですが、すしはどうだったでしょう。

おそらくおいしそうに食べたでしょうが、残念ながら記録がありません。

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報恩講は親鸞の祥月命日の法要のことです。

ふつうの人は33周忌か50回忌で終わるところでしょうけれども、さすが親鸞。宗祖です。今年は…、750回忌は越えてます。

その550回忌の記録が残ってます。

1812年=文化9年。江戸時代の後期ですね。冊子の中に「飯鮓御用」という小冊子が入っています。

「飯鮓」ってのは箱ずしの一種だと思われます。決して具が精進ものだというわけではありません。魚も入っておりました。

そんなのが、親鸞上人の命日に食べていたんですねぇ。

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