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日比野日誌

すしの歴史・文化

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*その22*

2007.12.25

さて、まさに「しょうもない理由」で生まれてしまった巻きずし。最初の頃は、魚の皮。何の魚だかわかりませんが、魚の皮で巻いたのです。それから、和紙。 和紙で巻いて輪切りにして食べるのですから、当然、和紙は剥いて食べなければなりません。カステラのようなもの、でしょうか。
しかし、それでは飽き足らない。というより、面倒くさい、と考えます。どうせなら剥かずに食べてしまえるものを…。というわけで、コンブ・ワカメ・ノリ などの海藻類、卵焼き、油揚げなどが注目されました。よく、「海苔巻きが先だろ?」「あとのやつは、それにヒントを得て、後から考え出されたんだろ?」な どと言われますが、とんでもない。和歌山の郷土料理にもなっている「メマキ(ワカメで巻いた巻きずし)」は、早くも享和2年(1802)の『名飯部類』に 載っているのです。
それにしても、ワカメで巻くなんて難しそう…、なんて考えませんか。
大丈夫です。ワカメのシートというのが、和歌山には売っているのです。

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