日比野日誌

すしの雑学

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 「壺井栄」と言えば「二十四の瞳」と答えられるくらい有名な作品ですね。名作中の名作です。そして、高峰秀子演ずる大石先生。昭和29年の映画の中の姿は全国民の脳裏に残っていましょう。

 「二十四の瞳」の舞台は瀬戸内の漁村です。それ以上のことは書かれてないのですが、壷井栄は小豆島の生まれ。ですから、小豆島には「二十四の瞳・平和の群像」があります。

 日本が戦争に巻き込まれてゆこうとする昭和3年、師範学校を出たばかりの大石先生が島にやって来ます。生徒たちは12人。大石先生に子供たちはすぐになつきますが、自転車に乗り洋服姿で登校する大石先生は「ハイカラ」だと、保守的な村の大人たちから敬遠されてしまいます。

 しかしそれもやがてなくなり、大人たちの態度も軟化してゆきました。そんな時、大石先生は本校へ転任する事となりました。村中に見送られ、再会を約束して分教場を離れて行きます。

 昭和9年、戦時教育に疑問を持った大石先生は、教え子たちの卒業とともに教職を辞めます。戦地へ赴く教え子には「名誉の戦死などするな、必ず生きて帰れ」と伝える大石先生でした。

 昭和21年、夫を戦争でなくし、母親も末娘も亡くした大石先生はふたたび教壇に復帰します。そしてある日、かつての教え子たちに囲まれた大石先生は、小学1年生の時、一緒に撮った写真を見るのでした。

 ちょうど同じ日、大石先生の2人の子どもたちは妹の墓参りに行きます。K町の闇市で買った油揚げで作った稲荷ずしも持って。死んだ妹がいちばん好きだったものでした。

 高くもなく、自分で作ることのできる、甘いすし、稲荷ずし。今ではいつでも食べることができますが、こんなすしでさえ食べられずに死んでいった妹。贅沢なすしでないからこそ、いっそう悲しみが伝わってきます。

 稲荷ずし。壷井栄はうまい使い方をしています。

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