日比野日誌

すしの雑学

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 「うちだ ひゃっけん」と読みます。
夏目漱石の門弟で、大正から昭和にかけて活躍した人なんですが、ご存知ですか。
黒澤明監督の映画「まあだだよ」に登場する、あの作家ですよ。?

 この人。生まれは岡山県岡山市です。裕福な作り酒屋に生まれ、相当なわがまま息子でありました。
やがて父親が死に、家は傾くのですが、その性格は治らず、大人になっても「頑固者!」言われておりました。
その反面、おちゃめな部分を持ち合わせており、自分の誕生日を「摩阿陀会」と名づけたりしていました。

 「まだ生きてるのか。まだ死なないのかい」「まあだかい」。
これに対して百?は「まあだだよ」。自分だけの人生を、わがもの顔で楽しんでいたのでしょうね。

 彼が昭和21年に書いたエッセイ集『御馳走貼』の中に「お祭鮨 魚島鮨」というのがあります。
ふるさと・岡山のことを思って書いたのでしょう。「祭りずし」とは別名・ばらずし。非常に豪華なことで知られる、岡山の郷土料理・混ぜずしです。?

 その次にある「魚島ずし」とは何でしょう。

 てっきり「魚島にあるすし」のことだと思い、実は私、瀬戸内にある「魚島」を訪ねたことがあるのです。
愛媛県越智郡魚島村(現・上島町)、でしたかね。

 島について、宿のおばさんに「魚島ずしを作ってください」と言うと、「何のことやな、そりゃぁ」。知らないというのです。?

 あとで調べてわかったことですが、瀬戸内では晩春から初夏の頃は、「魚島どき」というそうです。
この頃には産卵を迎えた鯛の大群が現れ、まるで海中に島が浮き上がったかのように思えるのです。
これを、漁師たちの間で「魚の島」、つまり「魚島」と呼んできたのであって、実在の「魚島」は関係なかったのです。

 魚島の季節に作るばらずしが「魚島ずし」…。
百?先生の「お祭鮨 魚島鮨」の中にも、それは書いてありました。ちゃんと読めばよかった…。?

 で、彼が書き止めた魚島ずしの具は、カンピョウ、シイタケ、キクラゲ、高野豆腐、湯葉、コンニャク、サヤエンドウ、クワイ、ウド、フキ、タケノコ、ゴボウ、ニンジン、レンコン、厚焼き、カマボコ、タイ、エビ、イカ…、以下まだまだ続きます。

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