日比野日誌

すしの雑学

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 甘藷先生。人は青木昆陽を称してこう呼びます。江戸時代。世にサツマイモを広めた人で有名ですね。

 本来の昆陽は、どんな人だったのでしょうか。実は彼は町人・魚屋の息子。
苦学して儒学を学び、幕府書物の閲覧を許されて役所に通っているうちに、吉宗将軍の目に止まりました。
そこでサツマイモ栽培をやることになる…、というストーリーですが、ま、真実は定かでありません。?

 さて、彼が魚屋のせがれであったこととは関係ないとは思うのですが、彼の名著『昆陽漫録』には面白い一文が書かれています。

 「閩書ニ云ク 骰ノ魚ハ細如米粒ノ可鮓ニストアレハ 加州ヨリ出ル松百鮓ハ骰ノ魚ノ類ナラン」

 「閩」というのは中国南部のこと。そこらへんで書かれた本の中に、「骰(とう)の魚は細かくしてすしにする」とあります。
『昆陽漫録』は宝暦13年(1763)に書かれていますから、日本では、すしに酢を混ぜることがそろそろ王道に来るかなぁといったところですが、話は中国ですから、この「鮓」は発酵ずしです。

 で、続けて、「加州、加賀の国(現石川県)から出る『松百鮓』は、この「骰の魚」の類であろう」。?

 松百ずしは江戸時代、加賀国から将軍家の御用となったものですが(松百は七尾市にある地名)、何のすしかわかっていません。
現在の七尾市には、その痕跡も伝承も残っていませんから、何の魚を漬けたか、わかっていないのです。

 また、「骰の魚」の正体も、私にはわかりません。字書に載っていないのですから。

 すし文化研究の故・篠田統先生は「タツノオトシゴだ」としておられます。ということは、「松百鮓」とはタツノオトシゴのすし??

 えぇ…、これ以上はもう言いません。だいたい、中国南部と日本の石川県を並べて比較するなんて、昆陽の考察からして、もう…。

?

 どなたか、調べてくださいませんか。

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