日比野日誌

すしの雑学

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?岡本かの子は明治22年生まれ。
小説家として名高いですが、デビューはすこぶる遅く、昭和11年から。晩年3〜4年のことでした。?

彼女の短編に「鮨」という作品があります。

舞台は、東京の下町と山の手の境い目のようなところにある「福ずし」。
なかなか腕の上がるご主人のようで、やがては職人を入れるようになりました。
そこで働く主人の子供で、若い娘の「ともこ」が主人公です。

?ある時、「福ずし」の店に「湊」という中年の紳士がやって来ました。
鋭い理智が人柄の上に冴えて、苦味のある、しかもそれが柔和に磨いている、そんな人です。

髪の毛は濃く、縮れ、フランスひげを生やしています。
独身であることは間違いないのですが、職業は誰にもわかりません。店ではいつか先生と呼ばれていました。

?「湊」がすしを頼むのはこうです。
「鮪の中とろから始って、つめのつく煮ものの鮨になり、だんだんあっさりした青い鱗のさかなに進む。そして玉子と海苔巻に終る」…。

?今日、すしを食べる順序は「味の薄いものから濃いものへ」という人が多いようです。
もちろん、決まっているわけではありませんが…。それから考えると、「湊」の食べ方は、まったく逆だといえますね。

?そんな「湊」を、「福ずし」の主人は、「鮨の食べ方は巧者である」とほめています。
しかも「強いて通がるところも無かった」、つまり、いちいち注釈をつけるわけでもなく、サラッとやってのけてしまったのです。

?岡本かの子は、すし屋でこういう人を見て育ったんでしょうか。

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