日比野日誌

すしの雑学

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前回の続きのような話をしましょう。今回は平安美女の清少納言です。
でも、彼女がおすしが好きだった、とかいう記録が残っているわけではありません。

その前に、谷川士清(たにかわことすが)という人はご存じでしょうか。

宝永6年(1709)、三重県に生まれた、江戸時代の国学者です。
彼の著作に『和訓栞(わくんのしおり)』というのがあります。まぁ、一種の百科事典ですね。

その中を見てみましょう。「いすし」の項目です。
「いずし」といえば、サケやハタハタを使う東北地方のすしを思い浮かべられると思いますが、ここでは「貽貝のすし」の意味。
『延喜式』にも載っていると書いてあるのですが、現代には残っていないのが残念です。

そこでは前回お話ししたような『土佐日記』の話が記され、
さらに「枕草紙に名おそろしき部にいにすしと見えたるも同物にや」、
つまり、清少納言が『枕草子』の中で「名おそろしきもの」に「いずし」を挙げている、と続けているのです。

さっそく、私も『枕草子』を買って読みました。もちろん、現代語訳のものですが。
「名おそろしきもの」。あぁ、ここだ、ここだ。

「いにずみ」!? 「消し炭」のこと!? あれ?

「み」の字は「ミ」のくずし字。これは「シ」の字のくずし字にも読めます。
つまり「名おそろしきもの いにずし」とあるのはふたつ解釈があって、
ひとつが「貽ずし」、もうひとつが「いにずみ」だったということ。私が買ったのは、後者だったのです。

それにしても、「いにずし」を「貽ずし」と読むとは、ちょっと無理がありません?
「に」の字を勝手になくしちゃうなんて。

ちょっと清少納言さん。あんたがもう少しはっきり書いておいてくれれば…。
んっとにもう、後世の人泣かせですなぁ。

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