日比野日誌

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35「縄巻きの とくる心や 梅の花」  日本が生んだ明治の奇人、いや天才、粘菌学者であり民俗学者でもある、南方熊楠が読んだ句です。
彼の生まれは紀州の田辺。ここの名物であった縄巻きずしが彼の大好物で、今届いたばかりの縄巻きずしを前に、「早く食べたい、でも、ひもがからまってし まって…。えーい、もどかしい…」とおもっているのでしょうか。それが、香りばかりを出してばかりで、なかなか咲かない梅の花にたとえているのですね。
縄巻きずしは、かつて田辺藩の御用にもなった逸品です。サゴシ(サワラの稚魚)やサバなどのすしを、文字通り、縄で巻きつけたもの。変わっているのは、 すしはご飯でなく、なんとヤマイモなのです。ふかしてつぶして、マッシュポテト状態になったところを、酢で味つけしてやります。これに魚を乗せ、姿ずしに してやると、あたりは酢の香りでいっぱい。でも、まだ食べられないのです。周りを細縄でぐるぐる巻きにして、軒先に1週間ほど吊るしておくと、ようやく食 べ時です。酢の香りに発酵の匂いが混じって、独特の味わいです。
今、このすしを作る人は1軒だけ。しかも、田辺を引っ越されました。さらに、かなりのご高齢で、今も作れるかどうか…。熊楠先生ならずとも、寂しい思いがします。

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