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  4. 「すし屋のカウンターにて」編 *その40*

日比野日誌

すしの雑学

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以前、このコーナーでお話ししましたね。つけじょうゆのこと。あれは、誰が何と言おうと、魚につける方が正しいのです。でも、今回はそのことじゃなくて、しょう油を入れる皿のお話です。
あれ、何という名前でしょう。「のぞき」でしょうか、「おてしょ」でしょうか。
刺身を食べる時のしょう油皿を「のぞき」と言います。いわれは知らないですが、おもしろい名前ですね。おすしも、まぁ刺身に似たようなものですから、あの皿、「のぞき」でよいのかもわかりません。
ところが、このことば。どうやら関西地区のことばのようで、関東地方ではあまり使われません。代わって使われるのが「おてしょ」。「おてしょう」という のが正式でしょう。これはもともと、おむすびを握る際、手にまぶす塩を乗せておいた皿、「お手塩皿」の転訛したものです。いまでは「小皿」を指すようで、 「のぞき」よりもやや大きめだという感があります。
私の行きつけのすし屋は、「おてしょ」と呼んでました。

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