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  4. 「すし屋のカウンターにて」編 *その21*

日比野日誌

すしの雑学

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すし屋さんって、似たような造りだと思いませんか。店に入ると、半分がカウンター席、半分が小上がり席。前にも少しこのコーナーで書きましたが、カウン ター席は屋台から、小上がり席は料理屋からの流れを汲むものです。安さが売り物の屋台と少々値が張ってもおいしさを追求する料理屋は、本来は「同居」でき るようなものではないのです。
それが「同居」している…。それは、ある建築家のアイデアでした。
すし屋の新築ラッシュ、と言えば聞こえはいいのですが、要するに、すし屋があちこちで「復興」する時。わかりますか。第二次大戦直後のことです。すし屋 が建築屋にあれやこれやと注文をつけられても、材料がない、手間がない。それならと出したのが、カウンターと小上がりのセットでした。これに飛びついた、 というか、やむなく飛びついてしまったというのか、カウンターと小上がりのミスマッチなコラボレーションは、とりあえず全国で採り入れられたのでした。

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