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日比野日誌

すしの雑学

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すし屋とお酒

「何? 酒? よしとくれ! どうしても飲みたいんだったら、そば屋へ行ってくんなっ!」 こうやって怒る職人も少なくなりましたけれども、こうやって怒られるくらいなんだから、すし屋で酒を飲むことは「いけないこと」だと思われてる人も多いでしょうねぇ。
ところが、嘉永7年(1854)刊の『難波職人歌合』の中にあるすし屋は、看板に「酒 肴 切すし」とあります。どうです? 今から150年前のすし屋 は、店で酒を売っていたのです。ただこれは、切りずしですね。握りずしではどうかというと、「見立源氏 はなの宴」(幕末頃)に、すし桶を前にしてお酒を 酌み交わしている男女が描かれています。もっとも、こちらは屋外で食べる「出前モノ」のようですが…。
すし屋のカウンターで食べる場合は、昭和初期の頃ですね。その頃は、飲みたい人は飲む、飲みたくない人は飲まない。どっちだっていいのです。少なくとも、すし屋さんにとやかく言われるものではなかったのです。
でも、すしをつまむことなく、お酒ばかり飲んでる人。そういう人は居酒屋の方がよいかも。。。

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