日比野日誌

すしとあの人

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すしとあの人 10月号 103「明治天皇」

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先月書いた孝明天皇のご子息でいらっしゃいます。

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世は近代であり、「天皇家(宮内省)御用達」の店も残っているから、

きっとたくさんのすし屋が関係しているだろうと思っていたのですが、意外です。

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アユやサケの漁などは各地でよくご覧になっているですが、

それをすしに仕立てたものは、案外少ないんですね。

インターネットのGoogleでは、一つには静岡・小吉田の長門ずしがあります。

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ただしこの店は明治30年頃に閉めたらしいし、

だいたい、明治天皇が長門ずしを食べたとは、どの資料にも書かれておりません。

天皇が静岡に立ち寄った際、休息をした家が長門ずしを作っていた、という話があるばかりです。

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同じ静岡県の伊東市では、稲荷ずしの老舗、

とはいっても創業50年そこそこですが、「祇園」という店が挙がっています。

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創業年数から考えても、直接、明治天皇と関わりがあるとは思えませんが、

この店、店の一番の人気を誇る稲荷ずしを、明治天皇の御前に献上しているのだそう。

理由は、わかりません。

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一番可能性が強そうなのが、大阪の「鮨萬」という店です。

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「鮨萬」は承応2年(1653年)に福島村(現福島区)の梅田橋北詰で起こした鮮魚商を、

天明元年(1781年)、初代石本萬助が「すし萬」にして開業したものです。

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もちろん、今も続いており、かわいらしい小ダイのすしは「小鯛雀鮨」の名は、

美味しさは無論のこと、歴史でも美しさでも、人気の的です。

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江戸時代に京都の仙洞御所へすしを献上して以来、「禁裏御用御鮨師」を世襲。

明治元年(1868)、

明治天皇の大阪行幸の時に、ご下命で御用を務め、

同5年(1872)には天皇から「御膳所御用御包丁人」の看板を賜りました。

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これまた天皇が「鮨萬」のすしを食べたという資料的な確証はありませんが、

「御鮨師」に「御包丁人」の名前を与え、

また、「鮨萬」の主人に料理の役を与えたわけですから、

おそらく天皇の口に、「鮨萬」のすしは入ったでしょう。

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明治天皇も小ダイのすしを楽しんだに違いありません。

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