日比野日誌

すしとあの人

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戦前戦後の大歴史作家ですね。

この人の歴史小説は、私、大好きなんですが、

いかんせん、考証に、多少の問題があるような気がしてまして…。

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たとえば、新平家物語。

若い平頼盛が、実母・池禅尼を訪ねて、六波羅の屋敷にやって来たときのことです。

あ、池禅尼は平清盛の継母としても知られていますね。

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別れて暮らしている頼盛を引き留め、「母が手作りのすしなと参らせよう」。

母子はむつまじく食べ終わった…。

平安時代のすしはホンナレ。

つまり酢を使ったものではなく、しかも魚だけを食べるもので、とうてい武家のオクサマが「手作り」できるはずなどないのです。

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たとえば、宮本武蔵。

夜になると出てゆく無可先生、つまりは宮本武蔵。

あたりには静かに「座頭の節をつけた喚きだの、西瓜売や鮨売の呼声」だのが聞こえて来ます。

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が、宮本武蔵が生きた戦国時代にはすし売りなどおりませんで、

すし売りの売り声は著名なのは、幕末の頃でした。

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たとえば、新編 忠臣蔵。

吉田忠左衛門と逢った大石内蔵助が、夜の闇に紛れてたたずんでいるとき、

誰かが気を利かせて「鮨桶へ握った飯を配って歩いたが、誰も手をふれようともしない」。

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明らかに握りずしを意識してますが、

忠臣蔵が起こった時期は、まだ握りずしは登場していませんでした。

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その吉川が「浴衣着て ごん太に似たる 男かな」なる句を作りました。

脇に紐で縛られた桶があり、そこには「釣瓶鮨」の文字が。

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そう、義経千本桜で有名な、吉野の弥助ずしで詠んだのです。

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ごん太…。

これも想像の人物なのですが…。

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