日比野日誌

すしとあの人

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『類聚雑要録』という本があります。

わが国の料理の資料としては重要なものです。

とりわけ「大饗料理」と呼ばれる平安貴族の食卓を復元する時にはとくに重要でして、

膳椀の並べ方が詳しい図入りで描かれています。

すしの資料としても一級です。

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保延2年(1137)12月に開かれた祝宴の食卓では

たくさんの椀が並んでいる様子が、そのまま写されています。

中には「鮨鮎」の皿も描かれておりまして、

そこに描かれたアユのすしはご飯粒が描かれてはいませんから、

ホンナレであったことがわかります。

江戸時代の写本とはいえ、平安時代のすしが色あざやかに描かれているのは、

この資料だけです。

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この宴会の主役は公卿・藤原頼長。

その人の名前を聞いて「あぁ、あの人か」と思った方。

あなたは相当歴史に明るいか、もしくは「男色」にお詳しい方ですね。

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藤原頼長とは

平安末期の有名な男色家で、その日記である『台記』には、

乱れ切った男関係が赤裸々に…。あ、男色っていっても当時はめずらしいことでもなく、

たいていは「女との関係もある」人。

この人も、愛妻家であったそうですよ。

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16歳の若さで内大臣、

すなわち左大臣・右大臣が欠員だったり何らかの事情のために出仕できない場合、

政務や儀式をつかさどるという役目を担います。

先の祝宴はその時のものでしょう。

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けっこう勉強家で、かつスポーツマン。

人気もあったのですが、その男関係は私的行為もさることながら、

人脈を通じて政治勢力にも活かし、やがては政界の要へと上りつめます。

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その後の左大臣時代には、苛烈すぎる性格から、

「悪左府」と呼ばれていたといわれています。

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保元の乱では総大将を務めながら、

「夜襲は卑怯なこと」として昼間の戦いを堂々と宣言。

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その実、結果は逆に敵から夜襲をかけられ、

源義家や平清盛らに敗れてしまいます。

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