日比野日誌

すしとあの人

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今月も「華や与兵衛」です。が、案外知られていない、後裔の話をしましょう。

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初代が開いた握りずしの「与兵衛ずし」は、やがては江戸で押しも押されもしないような名店になってゆきます。

初代の後を継いだのは娘婿の金三郎。

彼は初代の妹の長男で、初代からすれば甥でもありました。その彼が、立派に後を継いでゆきます。

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で、三代目。二代目の後を継いだのは金三郎の実の妹の息子の菊太郎。またもや甥っ子です。

彼の時代には「与兵衛ずし」の人気は絶大なもので、彼はお金の苦労などしたことがありません。加えて、派手好きな性格。

しかも、親戚縁者に芸術家や書店がいた(二代目の息子が朝倉屋なる書店主、二代目の孫が日本画家・柴田是真の妻)せいで、

彼の趣味は骨董品収集へと進みます。

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なにしろ、本所区(現・墨田区)では指折りの資産家です。金に糸目はつけない…。

柴田是真の遠縁で、朝倉屋という一流書店までもが身内にいる…。

そんな彼のもとには一流の芸術家や有名家が集い、数々の美術品が集まってきます。

そのコレクションは東京名物とまでいわれたものでした。

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子どもにも恵まれ、後に四代目となる喜太郎の縁談は、

「江戸四すし」と称された日本橋箱崎町の「東寿司」(残りの3つは与兵衛ずし、松がずし、毛抜きずし)の娘を進めました。

「すし屋同士の結婚か」なんて軽々しく思わないでくださいよ。

「すし屋」といっても、東京を代表する、4つの一流料亭のうちの2つなのですから。

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その頃の与兵衛ずしの様子は豪華なものでした。

高い塀で囲まれていた中を、小砂利が敷かれていたようですね。

女中さんや下足番がおり、正月などは、松飾りが大人の背よりも高く、お鏡も、天井に着くくらいのエビがついていた…、などと記録が残っています。

でも、そんな与兵衛ずしも、やがて凋落の時を迎えるのでした。

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