日比野日誌

すしとあの人

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児童文学者です。「ろくべえ まってろよ」「せんせい けらいになれ」「たいようのおなら」などの

子ども向けの作品もあるのですが、この人を有名にしたのは、カゲキな小説ですね。

被差別用語だとか性描写だとかが問題となって、最初の作品「笑いの影」の発表直後に断筆宣言。

それから10年以上たって、やっと次の作品「兎の眼」が出ますが、これまたと殺場への差別問題で叩かれます。

今の時代だったら、けっこうマスコミを騒がせたのでしょうね。

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戦後30年ほどたったころ、沖縄は1972年に日本に返還されます。

誰の目にも、沖縄といえば南国イメージの膨らむ夢の島でしたが、沖縄の人にとっては、まだ戦争は終わっていませんでした。

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舞台は、神戸の新開地にある沖縄料理屋「てだのふあ」。沖縄ことばで「太陽の子」。

そこの娘・小学校6年生の大峯芙由子、ふぅちゃんは元気な女の子です。

戦後何年もたった今でも、あの戦争に苦しみ、また新たな差別をも生み出してゆく…。悲しいことです。

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ある日、集団就職で沖縄を出てきた平岡青年、通称ギッチョンチョンが「てだのふあ」に、キヨシ少年を連れてきます。

キヨシも沖縄出身で、ふうちゃんより少し年上でしたが、やることなすことすべてが捨て鉢で、

警察からも目がつけられている札つきでした。

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そんな彼でしたが、ある時、実のおかあさんに遭遇します。

久々に会うわが子に、おかあさんはすしをごちそうしてやります。

キヨシはうれしくも、居心地が悪いのか、つい反抗心が出てしまうのでした。

おかあさんが蒸しアナゴを勧めるとウナギといい、アワビを勧めるとアカガイといい。こんな調子です。

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それを見ていたふうちゃんは、ワサビをたくさんつけたすしを前に、キヨシにいうのです。

「そのおすし、食べ! おばちゃんに意地悪したバツや」

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悲しくも、心温まるようなシーンに、すしは登場しています。

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