日比野日誌

すしとあの人

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さかいやまつごろう。だれだっけ・・・。

そう首をかしげる人でも別名をいえば、「あぁ、あの人か」と膝を打ちたくなりますよ。

江戸前握りずしの発明者といえば、みなさん「華や与兵衛だ」といいますね。

まぁ大変の説はそうなっていますが、またほかに説はあります。この松五郎がやってた店「松がずし」は、その対抗馬の筆頭にあがるものです。

 

「松がずし」は略称で、本名は「いさごずし」。場所は江戸・本所の安宅(あたけ)にありました。

しかし一般の人には、「安宅」と書けば読みは「あたか」。

あの義経一行が呼び止められて弁慶が勧進帳を読み…、という芝居で有名な「安宅の関」のことで、関所にあった松の木は「安宅の松」として有名でした。

主人の名前のこともありまして、安宅(あたけ)にあったすし屋は「松ヶすし」「松のすし」「松ずし」などと呼ばれることになりました。

 

この店について、江戸時代に書かれた『嬉遊笑覧』は、

「文化の初ごろ、深川六軒堀に松が鮓とて出き行はれて、世上の鮓一変し」と述べています。

この店は開店時にすしを配り、「このすしはうちの店で作ったものですから、中に砂などが入ってて歯に触るかもしれません。おわびに」といって銀をご飯の中に入れたといいます。

 

『江戸名物詩』の中に「松のすしは握りすしの初めなるも、」とあるのが「松がずし=握りずしの祖」とする根拠ですが、

わたしは「昔時押すしの形を存せんとの意か、一人前の盛り皿の中に、必ず押すしを交せり」とあるのに注目します。

この店のすし盛りには、皿の上に押しずし(箱ずし)があったのです。

 

つまり「松がずし」は、古いかたちの箱ずし、すなわち大坂のすしを必ず盛ったのです。

おそらくこの商法、関西で考え出されたものではなかったでしょうか。

そういえば先の開店時の商売法は、江戸っ子には考えつきそうなものではありませんでしたし、店主の名前「堺屋」は、大阪の地名を思い起こさせます。

 

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