日比野日誌

すしとあの人

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前回に引き続きまして、今週も浮世絵師です。

15歳で歌川豊国に弟子入りし、前回ご紹介した国貞の弟弟子にあたります。

すしを描いた浮世絵がない、ない、といわれておりますが、唯一といってよいのが「縞揃女弁慶」。

若いおかあさんが子どもにせがまれているのでしょう、折り箱からすしを皿に取り分けている、

それを待ちきれないのか、子どもが「おかぁさ~ん、まだぁ~?」とでもいっている・・・。

そんなところをしっかりと描いてくれた、ありがたいお方なのです。

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おさなごも ねだる安宅の松が鮓 あふきづけなる 袖にすがりて

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添え書きされた歌です。「あたけ」とは「松が鮓」があったところで江戸の地名なのですが、

次の「あふきづけ」の意味が分かりません。

ヒラキになっている魚を握ったとも思えないし・・・。残念です。

折り箱は、ちゃんと「あたけ 松がす之(し)」とラベルが貼ってありますよ。リアルな絵ですね。

折り箱とえば、フタがありますね。あれを、ヒモかなにかで巻きつけて止めていたと私は思っていましたが、

この絵によりますと、箱に直接、細工があった模様。これって、ひょっとして私の発見?

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絵は江戸の安宅(あたけ)と石川県の安宅(あたか)を掛けています。

安宅(あたか)といえば歌舞伎でおなじみ、義経と弁慶が通ったあの関所があるところです。

母親は「弁慶格子」の着物に「扇文様」の帯を締め、取りつく子どもの着物には「籠目文様」・・・。

これは、源義経一行が奥州・藤原秀衡のもとに逃れようとした際、武蔵坊弁慶が籠を背負った子どもに安宅の関への道をたずね、教えてくれたお礼としてその子に扇を与えたというエピソードに由来しています。

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皿の上には、2段に盛られたすしが描かれています。

むかしはすしは「積む」といって、積んでいたものだったんです。しかも下段にはサバかコハダの箱ずしのようなものが見えます。

松が鮓では箱ずしを、必ずどこかに盛り付けるのが決まりでした。やっぱりリアルなんですね。

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