日比野日誌

すしとあの人

バックナンバーはこちら

-

あまり聞き慣れない人かも知れません。

いせさだたけ、と読みまして、江戸時代中期に活躍した旗本ですが、

彼を著名にしているのは「有職故実(ゆうそくこじつ)」の研究家、それも第一人者といわれているからです。

「有職故実」とは、古来の先例に基づいた、朝廷や公家、武家の行事や法令・制度・風俗・習慣・官職・儀式・装束などのことで、要するに作法やしきたりのこと。

平安中期以来、公家流の有職故実が生まれ、鎌倉時代には武家流の有職故実が復活されました。

有名な武家流では「小笠原流」ってのがありますね。

-

伊勢流というのも武家流です。

伊勢家はもともと室町幕府政所の執事の家柄で、家光将軍の時に取り上げられますが、一事は断絶という憂き目にもあいます。

それを貞丈は、10歳の若さでお家を復興。

家重将軍の随行役として勤めました。

-

さて、彼が書いた膨大な書物の中に、『貞丈雑記』があります。そのうちのページに、次のような一文があります。

「生成(ナマナリ)はフナのことにて、・・・(中略)・・・若小ブナのことをいうか。

まだ大にならざるを生成という」

ナマナリ(ナマナレ)とはフナずしのことで、まだ大きくなっていないものをいう・・・。

-

たしかにナマナリ(ナマナレ)とは元来、フナのすしをいうことばではありましたが、

私たちが使うナマナレとは、発酵を途中でやめたナマナマしい漬け方を指すことば。

意味が微妙に違うのです。

また、まだ大きくなっていない若い小ブナを漬けたものでもありません。

-

私はかつて、「ナマナレの曲解」と述べたことがあります。・・・が、ですね・・・。

今になって考えてみれば、貞丈の頃と現代では、ナマナリ(ナマナレ)の語が示す意味が異なっていたのかもしれません。

とすれば、あの頃のナマナリ(ナマナレ)がどんなすしであったのか、気になるところです。

-

月別に記事を読む
Events Calendar
January 2014
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
交通アクセス
駐車場サービス
営業時間※一部店舗により異なります
ショップ10:00 〜 20:00
レストラン11:00 〜 21:00

年中無休各店舗営業時間の詳細はコチラ

ドリームプラザコールセンター

054-354-3360(10:00 〜 21:00)

お得なサービス 平日限定シネマまる得サービス 清水エスパルス後援会会員サービス 朝日テレビカルチャー会員サービス
無料サービス

来るたびにポイントがたまる!!

ドリプラタッチャン ドリプラタッチャン QRコード
パートナー募集 契約農家さん募集
エスパルスドリームプラザのモバイルサイト エスパルスドリームプラザ モバイルサイト QRコード

ケータイサイトもお得な情報が満載